2010年1月、「円筒分水敷地維持管理協議会」で名称を決定し、同年、3月27日の「円筒分水スプリングフェスタ」で正式に「発足宣言」しました。会員12名からスタートしました。2006年の整備計画検討から約4年、すっかり綺麗になった久地円筒分水周辺、2010年3月以降、<行政の協働維持管理のパートナー>として、「サポートクラブ」が活動を始めました。

基本方針
「円筒分水を中心に水と周辺の緑の自然と、二ヶ領用水の歴史、文化の調和した環境の保全及び魅力的な景観の形成に向けて、周辺の環境と一体的に整備すること」

photo by 日本農業新聞

◆円筒分水フェスタ2024

今年の円筒分水フェスタは3/24(日)に無事終了しました。当サポートクラブも交通整理のお手伝いを行いました。ご来場の皆様、主催の円筒分水スプリングフェスタ実行委員会の皆様、ご協力いただいた出演者の皆様やご出店の皆様、高津区役所の皆様、ありがとうございました。

◆会員募集◆

久地円筒分水サポートクラブでは、会員を募集しています。
文化庁の円筒分水および川崎市の第一号登録有形文化財を知り、触れ、維持管理に携わる絶好のチャンスです。
川崎市を縦断する400年以上の歴史を誇る二ヶ領用水、高津区に位置する築造80年超の久地円筒分水、市の観光の一翼を会員が担っています。
会員の活動は、「活動のご紹介」でご覧下さい。
立派な地域貢献のボランティア活動です。


◆お問い合わせ・入会手続◆

川崎市高津区役所、まちづくり推進部地域振興課
TEL:044(861)3144   FAX:044(861)3103
E-mail:67tisin@city.kawasaki.jp 

アクセス

◆久地円筒分水へのアクセス◆
JR南武線:武蔵溝ノ口駅 または 東急田園都市線:溝の口駅 から
1 (徒歩の場合) 二ヶ領用水脇に沿って約12分
2 (バスの場合) 溝口6番乗車口より川崎市営バス:「登戸行き」または「向ヶ丘遊園行き」に乗車し、 約5分、「新平瀬橋」停留所にて下車、下車後、徒歩1分

久地円筒分水について

久地円筒分水の歴史


江戸時代、二ヶ領用水は多摩川から上河原堰及び宿河原堰の2箇所で取水されたのち、高津区久地で合流し、久地分量樋へ導かれ、そこで四つの堀(久地堀、六ヶ村堀、川崎堀、根方堀)に分水されていました。
久地分量樋は、樋(水門)によって、決められた水を分ける施設でしたが、正確な分水ができず、水量をめぐる水争いが絶えませんでした。
そこで、昭和16(1941)年に「久地円筒分水」が造られました。二ヶ領用水から取り入れられた水は、平瀬川の下を潜り、再び噴き上がってきた水を円筒の円周比により四つ堀に分水し、各堀へ正確に用水を供給しています。

~川崎市HPより~

新聞報道


2022年4月24日の毎日新聞 ”レトロの美”に掲載されました。

久地円筒分水:国登録有形文化財